ホタテの食害

今日の体重は 76.5kg です。
ここ数日、体重は安定しています。大きな増減はありませんが、夕食後に測っても変動がないため、個人的には良い傾向だと感じています。
さて、今朝の報道で「帆立が歴史的不漁に陥っている」とのニュースを目にしました。原因は意外にも“タイ (鯛)”による食害だそうです。出荷可能な成貝だけでなく、来年出荷予定の成長途中の半成貝まで食い尽くされ、養殖場は壊滅的な被害を受けているとのこと。
特に今年は、海水温の上昇が例年より遅れたことで、タイの回遊時期とホタテの成長時期が重なり、結果としてほぼすべての稚貝が餌になってしまったそうです。
このニュースを見て、改めて海水温の変化や生態系の乱れがもたらす影響について考えさせられました。原因が何であれ、今後しばらくはホタテの価格高騰が避けられないかもしれません。
消費者にとっては「高くなるだけ」かもしれませんが、生産者にとっては死活問題です。実際、収入がほぼゼロになる漁業者もいると報じられており、胸が痛みます。
お米の需給問題も含め、気候変動や自然災害の影響を強く受ける一次産業の脆弱さを改めて感じました。
こうした状況を踏まえ、国による適切な支援と、私たち消費者の「価格」への意識の持ち方を見直す必要があるのではないかと強く思います。