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参院選公示

今日の体重は 77.0kg です。
昨日、7月3日に第27回参議院議員選挙が公示され、選挙戦が本格的にスタートしました。投開票日は7月20日 (日) です。今後の論戦に注目し、自分の一票をどこに託すべきか、冷静に判断していきたいと思います。
メディアを通じて各党の主張を概観すると、与党は現金給付を、野党は減税を前面に掲げる構図が見受けられます。もちろん、政治・経済の仕組みは単純ではなく、こうした二項対立だけで捉えるのは乱暴かもしれません。しかしながら、論点を整理し、自分なりに理解を深めるためには、一定の単純化も必要だと考えます。
印象的だったのは、石破首相が野党の消費税減税案に対し「減税の方がばらまきに近い」と述べた発言です。本来、現金給付の方が“ばらまき”という印象を持たれがちなため、あえて逆の立場からの反論として発言されたようにも見えます。とはいえ、このような応酬では本質的な議論に繋がりにくく、少なくとも私自身は、もっと政策の中身に焦点を当てた説明が聞きたいと感じました。
また、野党側の主張も、与党批判に偏重している印象が否めませんでした。とはいえ、まだ選挙戦は始まったばかりです。今後の動向を注視し、より納得のいく選択ができるよう努めていきたいと思います。

東京都議会議員選挙の開票結果

今日の体重は 78.0kg です。
東京都議会議員選挙の結果、自民党は過去最低の議席数となり、第1党の座から陥落しました。事実上の敗北と言える結果です。一方で、小池百合子都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」が最多議席を獲得し、第1党となりました。
小泉進次郎農林水産大臣の「お米対策」は大きな追い風とはならず、小池都知事のこれまでの都政運営が一定の評価を得た形です。自民党、都民ファーストの会、公明党はいずれも知事与党にあたるため、小池都政が都民に支持されていることが今回の結果からも読み取れます。
一方で、自民党は選挙前に「国民一律2万円の給付」などの政策を掲げていましたが、有権者には十分響かなかったようです。都政と国政を完全に同列には語れないものの、今回の都議選結果は、今後控える参議院議員選挙に向けて自民党にとって大きな警鐘となったと言えるでしょう。
物価高などが国民生活に直結する中、政策の現実味や効果がより厳しく見られる時代になってきています。その意味では、内容のある政策を掲げた政党が評価される風潮は健全です。しかしその一方で、耳障りの良いスローガンばかりが先行することには警戒すべきだとも感じます。
今後の参院選においては、各政党が一過性の人気に頼るのではなく、確かな理念と信念をもって政策を訴え、国民の信頼を得る選挙戦を期待したいところです。