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参議院選挙 開票結果

今日の体重は 77.5kg です。
昨日の参議院選挙では、朝7時に近所の投票所へ向かいました。早朝にもかかわらず、すでに多くの方が訪れており、投票所には行列ができていました。推定投票率は57.91%で、前回の参院選を5.9ポイント上回ったとのことです。今回の選挙に対する関心の高さがうかがえます。
投票結果については、すでにメディア各社が大々的に報じていますので、ここでは簡潔に触れるに留めます。非改選議席を含めた結果として、与党は参議院での過半数を割り込む見通しです。今回躍進したのは国民民主党と参政党で、従来は自民党を支持していた層の一部がこれらの政党に票を投じたことが一因と見られています。また、無党派層の支持を得られたことも、勢いを後押ししたようです。
石破首相は続投への意欲を示していますが、与党が参議院でも過半数を失ったことで、今後の政権運営には一層の難しさが伴うでしょう。ただし、野党側も決して一枚岩ではなく、政策面での合意形成は容易ではないと考えられます。
これは私見ですが、各党が訴えていた現金給付や各種減税のうち、まずは国民生活を下支えする施策として現金給付が優先され、その後、減税に関する議論は難航するのではないかと思います。
選挙は終わりではなく、むしろ始まりです。それは当選した議員のみならず、私たち有権者にとっても同様です。今後、どのように公約が実現されていくのか、引き続き注視していきたいと思います。

東京都議会議員選挙の開票結果

今日の体重は 78.0kg です。
東京都議会議員選挙の結果、自民党は過去最低の議席数となり、第1党の座から陥落しました。事実上の敗北と言える結果です。一方で、小池百合子都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」が最多議席を獲得し、第1党となりました。
小泉進次郎農林水産大臣の「お米対策」は大きな追い風とはならず、小池都知事のこれまでの都政運営が一定の評価を得た形です。自民党、都民ファーストの会、公明党はいずれも知事与党にあたるため、小池都政が都民に支持されていることが今回の結果からも読み取れます。
一方で、自民党は選挙前に「国民一律2万円の給付」などの政策を掲げていましたが、有権者には十分響かなかったようです。都政と国政を完全に同列には語れないものの、今回の都議選結果は、今後控える参議院議員選挙に向けて自民党にとって大きな警鐘となったと言えるでしょう。
物価高などが国民生活に直結する中、政策の現実味や効果がより厳しく見られる時代になってきています。その意味では、内容のある政策を掲げた政党が評価される風潮は健全です。しかしその一方で、耳障りの良いスローガンばかりが先行することには警戒すべきだとも感じます。
今後の参院選においては、各政党が一過性の人気に頼るのではなく、確かな理念と信念をもって政策を訴え、国民の信頼を得る選挙戦を期待したいところです。